泥水式シールド工法
泥水式シールド工法は地中の掘削面に作用している土圧と地下水圧に対抗するためシールドマシン前面のチャンバーと呼ばれる圧力室に地上から送泥管を通して泥水を充填し加圧することで圧力のバランスを保ち地盤の崩壊を防ぎながらカッターヘッドの回転により掘削します。
掘削により削り取られた土砂は泥水と共に排泥管を通して地上の泥水処理設備までポンプで搬送されます。
地上の泥水処理設備で土砂と泥水に分離され、土砂は搬出され泥水は再度シールドマシン内へ送り込まれます。


シールド構造図
シールド機は外径φ5.20mの泥水式シールド機を使用します。 高速施工に対応するため、最大掘進速度80mm/分に対応できる性能があります。


二重ビット
共同溝のシールド機には長距離掘進に対応するため二重ビットを装備しています。 ビットが摩耗すると自動的にビットが新しくなる技術です。

セグメント(共同溝)
鋼繊維を混入した鉄筋コンクリート製のセグメント(外径φ5.07m、内径φ4.77m、幅1.30m)を主に使用します。 立坑分岐部、急曲線部などには、合成セグメントを使用します。

難波元町立坑ヤードをシールド発進基地として使用します。 シールド掘進中は昼夜間施工を行うため、2棟の防音ハウスを設置します。


ビル街・繁華街・鉄道線路敷内・道路部など立坑を造ることが難しい場所でもスムーズな施工ができます。
主な特徴
- 地下のトンネルからシールドで上向きに立坑を作る技術です。
- 地下から発進するため、道路占用期間を短くできます。
- 上向きシールド機を転用・再利用して、複数の立坑を建設できるので経済的です。
- シールド形式は泥土圧式で、隔壁をすり鉢状にすることで排土を容易にしています。排土管に設置したピンチバルブにより、切羽土圧、排土量を調整します。
動画で見る上向きシールド工法
上向きシールド工法を動画で紹介いたします。(約11分)
※こちらの動画をご覧いただく場合は、Adobe Flash Playerが必要です。
施工の流れ
万代〜阪南幹線下水道管渠築造工事での施工例をご紹介します。

上向きシールドマシン
(φ2.28m)

シールド機搬入

立坑荷下ろし

坑内運搬

シールド機据え付け

上向き掘進

地上到達

シールド機引き上げ

シールド機再投入










